🍀物の管理が苦手な息子|寄宿舎生活で始めた工夫」

高等支援学校

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息子は、物の管理を苦手としています。

名前を書いていないと、自分のものがどれなのか分からなくなってしまうことがあります。

寄宿舎に入る前にも、学校から「持ち物にはすべて名前を書いてください」と言われました。

息子だけなのかと思っていたのですが、寄宿舎では、息子と同じように自分のものが分からなくなってしまう子も多いそうです。

お風呂場や洗濯機の中に忘れ物をすることも多く、下着や靴下、タオルなどが見つからないこともあると聞きました。

最終的に、持ち主が分からず処分されるものも多いそうです。

「さすがに下着くらいは分かるでしょう」と思われるかもしれません。

私も、最初はそう思っていました。

しかし、実際には本当に分からなくなってしまうことがあるのです。

そこで今回は、息子の物の管理が少しでも楽になるように試した工夫や、本人の気持ちとの間で感じた難しさ、そして記録会で見られた小さな成長について書きたいと思います。

分かりやすいように工夫してみたけれど……

そこで私は、少しでも自分のものだと分かりやすくなるように、キャラクターが描かれた派手な下着を購入しました。

「これなら、自分のものだと分かりやすいかな?」

「かわいいし、いいんじゃない?」

と思い、息子に相談せずに購入したのです。

ところが、息子からは、「恥ずかしい!」と怒られてしまいました(笑)。

確かに、息子はもう高校生です。

かわいいキャラクターの下着は、息子にとっては恥ずかしかったようです。

しかし、せっかく購入したので、今のところは履いてくれています。

私は「分かりやすさ」を優先しましたが、息子には息子なりの好みがあります。

好きな色は黒。目立つものは苦手

靴なども、できれば少し派手なものにして、他の人のものと区別しやすくしたいと思っています。

しかし、息子は黒が好きで、派手なものは好みません。 靴下も、1足ずつ名前を書くのはなかなか大変でした。

傘も黒です。傘に名前を書けば最も分かりやすいのですが、見た目はもう大人です。

「名前が大きく書いてあるのは、さすがに恥ずかしいかな」と考え、名前を書く代わりに目印をつけることにしました。

親としては、「分かりやすいものを持たせたい」と思います。

しかし、本人には本人の好みや、「高校生だから、これは恥ずかしい」という気持ちもあります。

物をなくさないための工夫も、本人の気持ちを尊重しながら、ちょうどよい方法を探していく必要があるのだと感じました。

記録会で起きた、ちょっとした出来事

そんな息子が、先日の記録会で、リュックの中に見覚えのないボールペンと飲み物が入っていることに気づきました。

「俺のものじゃないし、なんだろう?」

息子は不思議そうにしていました。

その様子を見ていた先生が、

「先輩に聞いてごらん?」

と声をかけてくれました。

息子は先輩のところへ行き、

「先輩、このボールペンを持っていますか?」と尋ねました。

すると、「持ってるよ」

続けて、「この飲み物は、持っていますか?」

と聞くと、

「持ってるよ」とのことでした。

どうやら、どちらも先輩も持っているようです。

ボールペンには、その日の記録会の日付が書かれていました。

実は、そのボールペンは参加賞として、全員に配られていたものだったそうです。

先生もこのやり取りを見て、

「漫才を見ているみたいだな」と一言。

思わず笑ってしまいました。

しかし、この出来事で私が少し嬉しく感じたのは、息子が「自分のものではない」と気づいたことです。

そして、先生に促されたとはいえ、先輩に自分から確認できたことも大きな一歩でした。

物の管理はまだまだ苦手ですが、このような小さな成長も感じています。


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