久しぶりに発達の病院を受診しました。
知り合いから勧められたのは、発達障害の診察で有名な先生でした。
先生は学校での困りごとや家庭での息子の様子を丁寧に聞いてくださり、「まずは発達検査を受けてみましょう」と話してくださいました。
私も療育手帳の申請を考えていたため、後日検査を受けることになりました。
それまで通っていた病院では、短時間で診断がつくことに少し不安を感じていました。
ですが、この先生はじっくり話を聞いてくださり、「この先生なら信頼できるかもしれない」と思えました。
もちろん、他に頼れる病院がほとんどなかったという事情もあります。
発達障害を専門に診てくれる病院は予約がいっぱいで、受診まで何か月も待つことも珍しくありません。
でも、息子のためにも、これ以上先延ばしにはできませんでした。
検査は別の機関で受けることになりました。
久しぶりの発達検査。
正直、私は少し緊張していました。
「どんな結果が出るんだろう。」
「息子のことを、改めて知ることになるのだろうか。」
そんなことを考えながら、待っていたのを覚えています。
検査は1時間ほどでしたが、待っている時間はとても長く感じました。
そして後日、結果を聞きに行きました。
検査の結果、息子の認知面には年齢との差があることが分かりました。
それまでの私は、
「頑張れば、いつか追いつけるかもしれない。」
そう信じていました。
でも、結果を聞いたとき、最初に思ったのは数字や評価のことではありませんでした。
頭に浮かんだのは、息子がこれまでどれだけ頑張ってきたのかということでした。
普通学級で授業についていこうと頑張っていたこと。
家でも毎日勉強を続けていたこと。
分からないことがあっても、諦めずに取り組んでいたこと。
私は、知らないうちに息子に無理をさせていたのかもしれない。
そんな思いが込み上げてきました。
そして同時に、
「あの子は文句ひとつ言わず、本当によく頑張っていたんだな。」
そう、改めて感じたのです。

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