教育相談を終えたあと、私はさまざまなことを考えていました。
「もっと早く支援学級に在籍していた方が良かったのかな」
「もし高等支援学校に不合格だったらどうしよう」
不安ばかりが頭をよぎっていました。
家に帰ってから、思い切って息子に聞いてみました。
「もっと早く支援学級に行っていた方が良かったと思う?」
「もし不合格だったらどうしようね」
すると息子は、
「僕は後悔してないよ」
と答えました。
そして、
「普通クラスでいろいろな体験ができたから」
「もし不合格だったとしても後悔はないよ」
と言ったのです。
私はその言葉を聞いて、とても驚きました。
実はずっと、自分の判断が間違っていたのではないかと思っていたからです。
もっと早く病院へ相談していたら。
もっと早く支援学級を選んでいたら。
違う選択をしていたら、息子はもっと楽に学校生活を送れたのではないか。
高等支援学校にも入りやすかったのではないか。
そんなことばかり考えていました。
受験が近づくにつれ、不安はどんどん大きくなっていました。
ですが、息子は私が思っていた以上に前を向いていました。
自分の歩んできた道を受け入れ、後悔していなかったのです。
その言葉を聞いて、私も救われました。
私自身も、その時その時で息子と一緒に悩み、考え、最善だと思う道を選んできました。
だからこそ、「後悔していない」という息子の言葉を聞いて、私も同じ気持ちだったんだと、心からホッとしました。
そして、教育相談を通して、もう一つ強く感じたことがあります。
それは、同じ息子でも、学校によって評価がまったく違うということです。
ある学校ではたくさん褒めていただき、息子の良いところを認めてもらえました。
一方で、別の学校では「もっと早く支援学級に在籍していた方が良かったかもしれませんね」と言われました。
同じ息子なのに、学校によって見方や評価がここまで違うことに、とても驚きました。
だからこそ、一つの学校の評価だけで落ち込む必要はないのだと思います。
学校にはそれぞれ教育方針や大切にしていることがあり、見る視点も違います。
教育相談を受けている保護者の方も、もし一つの言葉に落ち込んでしまっても、
「その学校の一つの見方なんだ」と受け止めてほしいと思います。
そして、結果ばかりを心配するのではなく、子どもが自分らしく受験に向かえるように、できる限りのサポートをしてあげることが一番大切なのだと感じました。


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